バイアグラの副作用について
@日本での事例
バイアグラが承認されるまでに副作用が幾つか報告されています。副作用の主なものとしては、頭痛、ほてりの他、眼球充血や光視症、彩視症などの視覚障害があります。また臨床検査値異常変動では、CPKの上昇が幾例か認められています。
また以下のような副作用があった場合には、減量や投与を中止するなどしてください。
・泌尿・生殖器......射精障害、半勃起持続、朝立ちの延長、陰茎疼痛
・消化器......リンパ球増多症、Ht値減少、好酸球増多症、白血球増多症、下痢、
消化不良、便秘、舌苔、口唇乾燥、腹部膨満感、胃の不快感
・循環器......ほてり、潮紅、高血圧、不整脈、動悸、不完全右脚ブロック
・血液......リンパ球増多症、Ht値減少、好酸球増多症、白血球増多症、リンパ球減少、
血色素減少症、赤血球増加症、赤血球減少症、ヘマトクリット値増加
・皮膚......皮膚乾燥、かゆみ、眼瞼掻痒感
・肝臓......血清LDH上昇、トリグリセライド上昇、血清GPT上昇、血清GOP上昇、
血清蛋白減少、r-GTP上昇、総ビリルビン値上昇、血清アルブミン低下、
血清リン脂質上昇、LAP上昇、血清アミラーゼ上昇
・感覚器......眼球充血、彩視症、光視症
・精神・神経系......頭痛、混迷、興奮、記憶力低下、めまい、不眠症、傾眠、無気力
この他にもCPK上昇や尿沈査赤血球の増加、BUN上昇、血中ナトリウム低下、筋肉痛、ウロビリノーゲン陽性、疲労、尿蛋白陽性、血中尿酸上昇、尿糖陽性、血清無機リン上昇といった副作用が報告されています。
@海外での事例
a、臨床試験での報告
海外で行われた臨床試験において認められた主な副作用として、血管拡張(潮紅)や頭痛、消化不良、めまいなどがあります(バイアグラ25mg・50mg投与における事例)
・消化器......消化不良、消化管障害、腹痛、便秘、下痢、燕下障害、嘔気、嘔吐、
舌疾患、おくび、胃炎
・肝臓......血清GOT上昇、肝機能検査異常
・感覚器......目の乾燥、視覚異常、まぶしい、流涙異常、耳の障害、屈折異常、
味覚倒錯、結膜炎
・循環器......血管拡張(潮紅)、末梢性浮腫、胸痛、心悸亢進、頻脈
・筋・骨格系......背部痛、筋肉痛、関節痛、骨痛
・呼吸器......呼吸障害、鼻炎、喘息
・精神・神経系......頭痛、めまい、思考異常、錯乱、不安、神経症、緊張亢進、
不眠、異常感覚、両下腿傾直、神経過敏症、神経炎、傾眠
・皮膚......発汗、発疹、男性型多毛症、脱毛症、皮膚疾患
・泌尿・生殖器......射精障害
臨床試験においてはこの他にも、体重増加や疼痛、リンパ節症、インフルエンザ症候群、無力症といった副作用も報告されています。
@バイアグラ市販後に報告された海外事例
海外でバイアグラの市販後には、心筋梗塞や脳出血、心原性突然死、心室性不整脈、一過性脳虚血性発作と高血圧といった危険な心血管系障害が副作用として報告されています。
上記の副作用を起こした方の多くが、それ以前から心血管系に何らかの問題を抱えていたことが分かっています。このような副作用は性行為中や性行為後に起きています。また僅かですが、性行為をせずにバイアグラを服用して副作用が生じた例も報告されています。さらに服用後、数日後に副作用が起きたという事例もあるようです。
また心血管系以外では、目などの感覚器系、泌尿生殖器系、神経系に疾患を抱えている間者もバイアグラを服用する際には注意が必要だと思われます。
ただし、このような副作用はバイアグラが直接的原因と断定できるものではなく、また性行為や患者の疾患との関連性を証明することも容易ではありません。
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